鳥取の
魅力を探せ！

「鳥取砂丘」は、南北2.4km, 東西16kmに広がる海岸砂丘です。
圧倒的な存在感と世界観を放ち、国の「天然記念物」と「日本の地質百選」にも選定されている、鳥取県を代表する観光地です。砂と風が織りなす美しさは圧巻で、季節や時間によって変わる夕日や風紋、雪景色など、様々な表情を見ることができます。

白兎神社は、神話｢因幡の白うさぎ｣の舞台だと言われる白兎海岸のすぐ近くにあり、古事記や日本書記に記される由緒明らかな神社です。白うさぎの導きによって大国主命と八上姫が結ばれたことから、縁結びの神様としても信仰されています。

山陰海岸ジオパークに含まれる「浦富海岸」は、日本海の荒波によって形作られた断崖絶壁、洞門、洞窟、奇岩などのダイナミックな地形が特徴。海岸沿いには遊歩道が整備され、すぐ目の前に広がるコバルトブルーの海、白い砂、青々とした松のコントラストが楽しめます。遊覧船も運行しているので、潮風を感じながら、陸からは見ることのできない景観を見るのもおすすめです。

若桜鉄道は鳥取県八頭町から若桜町を結ぶ19.2kmの鉄道です。沿線には四季折々の美しい景観に恵まれた日本の原風景が広がっています。若桜線の終着駅である「若桜駅」には、蒸気機関車(SL)を運転するための設備がいくつか残っており、転車台の修復をきっかけに、かつて若桜線を走っていた蒸気機関車C12 167を兵庫県多可町より譲り受けて保存活動を行っています。若桜鉄道の古い駅やプラットフォーム、橋梁など２３施設が一括して国の登録有形文化財に登録！まさに、まちぐるみ博物館！

江戸時代、参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿であり、藩主の宿泊や休憩の場となる御茶屋、奉行所、制札場が置かれていた智頭宿。見どころは、智頭町往来に面する国重要文化材の「石谷家住宅」と酒蔵「諏訪酒造」。智頭町は“杉のまち”であり、杉玉が酒蔵だけでなく民家の軒先にも数多く飾られていて、しっとりとした町並み散策を楽しめます。

倉吉のまちの中を流れる玉川沿いに残る「白壁土蔵群」は、江戸・明治期に建てられた建物が多くあり、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。玉川に架けられた石橋や、赤瓦に白い漆喰壁が独特な景観を形成。蔵や町屋をリノベーションしたショップやカフェ、工房なども多くあり、時間をかけて町歩きを楽しめるスポットです。

三朝温泉のラジウムは世界有数のラドンの含有量を誇り、世界的にもトップクラス。各旅館の内湯には趣向を凝らした個性的なものが多く、三朝橋から見下ろす河原には｢河原露天風呂｣があり、せせらぎを聞きながら入浴することができます。三徳川に沿って旅館街の町並みが続き、ぶらりと散策するのもおすすめ。近くには三徳山国宝投入堂があり、山深く緑豊かな温泉郷です。

三徳山三佛寺は標高900メートルの三徳山に境内を持つ山岳寺院です。その奥院である「投入堂」は垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されています。詳しい建造時期ははっきりとしていませんが、修験道の開祖、役小角が法力で建物ごと平地から投げ入れたという伝承が語り継がれています。

鳥取県北栄町出身で『名探偵コナン』の原作者として知られる青山剛昌のマンガ・アニメミュージアム。『名探偵コナン』の複製原画、仕事部屋を再現したスペースなど、青山剛昌の原点が解る施設です。また、近辺には「コナン通り」と名付けられ、ブロンズ像やマンホール、オブジェなどたくさんのコナン君に出会えます。探偵気分でコナン君を探すのもおもしろい！

米子市の北側、日本海に面した山陰を代表する海辺の温泉地。白砂青松の美しい海岸線と中国地方最高峰の大山を眺めることができるほか、夏には海水浴やシーカヤックなどでにぎわい、温泉と海水浴が同時に楽しめる国内でも数少ない温泉地です。「日本の渚100選」、「日本の白砂青松100選」、「日本の夕陽・朝日100選」、などに選定されています。

漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるの出身地・境港市にある「水木しげるロード」。境港駅から｢水木しげる記念館｣までの通りには、多くの妖怪のブロンズ像が並びます。妖怪の世界観をより楽しめる夜のライトアップ演出も人気です。また、「水木しげる記念館」は2024年4月20日にリニューアルオープン！ますますパワーアップした境港の妖怪ワールドは必見です！

標高1709mを誇る中国地方最高峰の山「大山（だいせん）」は、｢日本名峰ランキング｣でベスト3に選ばれたこともある名峰。鳥取砂丘と並ぶ鳥取県の自然遺産であり、西日本最大級のブナ林が広がります。春の新緑、夏の登山、秋の紅葉、冬のスキーと四季を通じて楽しむことができます。また、古代から栄えた霊場として、歴史ある寺院なども見学できます。

植田正治は、世界で最も注目された日本人写真家のひとり。鳥取県境港市に生まれて、ふるさと山陰で70年近くも写真を撮り続けました。「UEDA-Cho(植田調)」と呼ばれる作品は、斬新な構図と演出でモダンなものばかり。館内では、12,000点の中からテーマ毎に選んだ作品を展示しています。設計は高松伸によるもので、館内からは水面に映る「逆さ大山」が楽しめます。

「金持（かもち）神社」は、金運祈願・開運祈願で有名な神社です。昔の鳥取の様子を伝える「伯耆誌」にはかつて金持村には３つの鉄山があったと書かれており、これらの鉄山を持つ村という意味で「金持」となったと伝えられています。商売繁盛や金運、開運を求めて、全国から多くの参拝があり、中には参拝し商売がうまくいった、ロトが当たったなどの開運話もあるとか。