はわい温泉・東郷温泉

鳥取県のほぼ中央に位置する東郷湖は、鉢伏山から見下ろせば鶴が羽ばたいた形に見えることから、別名『鶴の湖』とも呼ばれています。湖底から湧き出す温泉は無色透明の塩化物・硫酸塩泉で、冬になると湯けむりに包まれ幻想的なムードが味わえます。温泉街は風光明媚な湖畔の風景に溶け入るように静かにたたずみ、移ろいゆく四季折々の情緒を満喫することができます。
旅館のほかにも、立ち寄り湯「ゆアシス東郷 龍鳳閣」「ハワイゆ～たうん」や七福神にちなんだ７つの足湯「七福神の湯」などもあり、多彩な温泉の楽しみ方ができます。
はわい温泉・東郷温泉には湖底から自然に湧き出た湯を鯉が教えたという伝説があり、「鯉の湯」とも呼ばれます。また、近くには伯耆国一ノ宮 倭文神社があり、織物・安産の神様として出雲神話に登場する下照姫命が祀られています。
このことから「恋の湯」ともよばれ、安産祈願や若いカップルにも人気の温泉街です。